
2026年度課題について
KOSEN Open Innovation -Challenges from Africa 2026-募集要項-
主催: 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 国立大学法人 長岡技術科学大学
1.2026 年度の課題
KOSEN Open Innovation(高専 OI、KOI)では、日本とアフリカの両国が抱える社会課題の 解決策を募り、書類審査を通過した優秀な提案に対してはプロトタイプ製作を支援する。 2026年度は以下の 2 つをチャレンジ課題とする。
●課題1 「雨音を止めろ。授業を守れ。」
対象国:マラウイ
マラウイの多くの小学校ではトタン屋根が使われています。安くて丈夫。でも、雨が降ると教室にいられないほどの轟音。長時間の雨で休校になることも珍しくありません。
あなたのミッションは、現地で入手できる材料を使い、雨音を低減する技術的解決策を提案すること。
条件:
特殊な大型設備はNG
現地の人が自分たちで施工・維持できること
ビジネス化や地元雇用につながる仕組みも検討
建築・材料・音響・農業副産物活用など、分野横断歓迎。
「静かな教室」は、未来への投資です!!
●課題2 「捨てられているバイオマス・水資源を、価値に変える」
対象国:マダガスカル
【バイオマス】食品廃棄物、家畜糞尿、有機残渣。
本来は肥料やエネルギーになるはずのものが、腐敗し、環境と健康を脅かしています。
あなたの挑戦は、
有機廃棄物を“最後まで使い切る”循環モデルを設計すること。
求められる視点(一例、これら全てをカバーしなくてもOK):
分別の仕組み
低コスト加工技術
農業・発電・燃料・飼料などへの展開
地域ビジネスとして黒字化するモデル
誰が何人関わるのか(現地チーム設計)
単なる環境改善ではなく、
収入を生む循環経済モデルを描いてください。
【水】浄水、水利用、水再生
マダガスカル南部では、安全な水に定期的にアクセスできる家庭は2割未満。
干ばつ、地下水枯渇、水質汚染――問題は複合的で深刻です。
しかし、このテーマは
“すべてを解決するトータルシステム”である必要はありません。
例えば、
水を「集める」技術
水を「浄化する」技術
水を「貯める」技術
水を「再利用する」技術
水を「効率よく使う」技術
といった 一点突破の要素技術の提案でも良いですし、これらを組み合わせた提案も歓迎します。
条件:
・基本は現地で手に入る材料を使う
・日本から持ち込めるのは“スーツケース1つに入るサイズ”まで
・3〜5日間の現地実証を想定、ただし、現地の人を味方につけれたら持続的に取り組んでもらうこと前提でもOK
・継続・自走できる仕組みを設計すること、そのために現地の人、日本の高専の立地する地域企業などとの連携も考える。
・「社会に良いこと」だけでなく、現地の人にとってのメリット(収益化・雇用など)も考える
2.実施スケジュール
3月: テーマ募集開始
4月上旬 現地JICA職員または企業人材による現地の事前説明会(リモート)
5月ごろ募集締め切り(提出先: koic.jica@gmail.com)
6月中旬 長岡技術科学大学にて対面でプレゼン審査
審査結果は即日会場にて行います。
この間、課題解決に向けたプロトタイプの作成などの準備を実施
9月~2月頃 現地実証試験の実施(予定)
3月末頃 成果報告会
3.参加資格
日本国内の高等専門学校に在籍する学生(国立・公立・私立の別を問わない)
他の点については随時掲載いたします。
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