2024年度課題について
KOSEN Open Innovation -Challenges from Africa 2024-募集要項
主催: 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 国立大学法人 長岡技術科学大学
1.2024 年度の課題
KOSEN Open Innovation(高専 OI、KOI)では、日本とアフリカの両国が抱える社会課題の 解決策を募り、書類審査を通過した優秀な提案に対してはプロトタイプ製作を支援する。 2024 年度は以下の 2 つをチャレンジ課題とする(各課題の詳細別添) 。
●課題1 「農林水産業と環境の両立に関するテーマ」にチャレンジ
対象国:ケニア
現地連携先:追って公開
●課題2 「食料生産に関するテーマ」にチャレンジ
対象国:マダガスカル 現地連携先:追って公開
2.タイムライン
日程: 2024 年 6 月 21 日 17:00-18:00 募集説明会(実施概要、チャレンジ発表)
2024 年 7 月 31 日 課題(提案書類)提出締め切り
2024 年 8 月 5 日 第一次審査:書類審査通過チーム発表
2024 年 8 月 現地連携先とのディスカッション (1 チーム 30 分程度)
2024 年 8 月 20 日 二次審査:Challenge Day (ポスター審査会)実施(於長岡市)
2024 年 8 月~11 月 プロトタイプ改良&日本国内での実証期間&現地連携先とすり合わせ
2025 年 3 月頃 アフリカ渡航予定
2024 年 3~4 月 最終報告会
3.参加資格
日本国内の高等専門学校に在籍する学生(国立・公立・私立の別を問わない)
4.チーム構成
(1)チーム人数は 5 名を上限とする。
(2)チームを構成するメンバーは日本国内の高等専門学校に在籍する学生とする。
(3) チームメンバーの中から事務局とのやり取りの窓口となるチーム代表者を1名決定する。
(4)チームにはアドバイザー1 名が必ず帯同する。アドバイザーは当該チームの学生が所属
する教育機関に在籍する教員とし、1人が複数チームのアドバイザーを兼任することはできない。アドバイザー1名はチームメンバー人数に数えない。
(5) 複数の教育機関で混成されたチームは認めない。また、参加者が複数のチームに所属することはできない。
(6) Challenge Day(審査会) までのチームメンバーの追加および変更は 2 名までとし、変更がある場合は 8 月 9 日までに申し出ること。ただし、チーム代表者の変更はいかなる理由があっても認めない。
(7) プロトタイプ改良期間(8 月 20 日~)のチーム構成についてはチームメンバーの人数、
アドバイザー人数の上限は設けず、通常のチームメンバー(上限 5 名)に加え、地元 関連企業や大学などからのフィーバック・アドバイスをもとに、より実用段階に近いものを目指すことを奨励する。長岡技術科学大学の学生及び教員がメンターとして 参加予定である。
(8) 別途、参画が見込まれる地域企業を記入すること。(応募の時点で企業からの了解は得 られていなくても構わない。また、審査コメント等に基づき地域企業の変更は柔軟に認める。)
5.第一次審査用提案書類の提出について
提出形式等は、A0サイズ (841mm×1189mm)のポスターに提案内容を記載し、提出す る。対象国・応募課題を明記する。
6. 第一次及び第二次審査基準
(1) 各国のニーズを取り入れていること(その国、地域の社会課題の解決、より良い社会づ
くりの提案、地域の人が求めている内容であること)。
(2) 学術的、経済的、タイミング的に適切な解決方法であること。
(3) 企業(各高専が立地している地域企業との連携が好ましい)と連携した取り組みである
こと。その企業との連携が理にかなっていること。
(4) その取り組みが将来産業として発展する可能性が高く、リーバスイノベーションに貢献 しうること(例、ゴミの回収ロボットを作ったとして、それはアフリカだけでなく、 東南アジアなどでも広く展開できるなど)。
7.参加費用
(1) 参加費用は無料とする。
(2) 第二次審査(プレゼン審査)通過チームのプロトタイプ製作にかかる費用のうち250,000円を上限としKOI運営事務局が負担する。発注方法は、KOI運営事務局に発注し、物納とする。
(3) 入賞チームのアフリカ渡航はKOI運営事務局が手配・負担する。
(4) 第二次審査(プレゼン審査)通過チームが製作したプロトタイプの輸送費(報告会目的・アフリカでの実証実験目的)はKOI運営事務局が負担する。
8.参加申し込み及び課題提出
(1) 募集期間
2024 年6 月21 日~2024 年 7 月31 日
(2) 参加申込方法
以下8.(3)の参加申込書兼誓約書とポスター資料を以下のKOI運営事務局にメールで提出する。
KOI事務局メールアドレス:koic.jica@gmail.com
(3) 参加申込書兼誓約書および記入例ダウンロード
(4) Challenge day参加決定通知
第一次審査(書類審査)通過チームには 8 月 5 日までにChallenge day(審査会)参加決定通知をメールにて連絡する。
9.Challenge Day(プレゼン審査会)について
(1) 日時:2024年8 月 20 日13:00∼15:00 (時間変更)
(2) 場所:ミライエ長岡(新潟県長岡市)およびオンライン
(3) 選抜方法:
第一次審査(書類審査)を通過したチームがChallenge Dayでプレゼンを行い、各課題につき優秀な提案をした1チーム(計2チーム)を選抜する。
(4) 発表者
プロトタイプのプレゼンには、アドバイザーを除き少なくとも1 名以上が出席する。
(5) 発表形式
形式: パワーポイント等を用いたプレゼン
プレゼン時間:5 分、質疑:5 分
言語: 英語 (必要に応じて通訳がサポート)
(6) 旅費
審査会の開催される長岡市までの参加教員・学生の旅費については、主催者の長岡技大が支給する。
10.大会運営
(1) 本実施要項に記載されていない行為、事項についてはKOI運営事務局の合議のもと対応する。
(2) 主催者は大会期間中に発生するいかなる損害に対しても責任は負わない。
(3) 本実施要項、会場、運営方法等に関する質問は、以下に問合せのこと。
問合せ先:KOI運営事務局:koic.jica@gmail.com
課題や課題国に関するご質問は7月17日までに上記メールアドレスにお送りください。7月24日をめどに回答させて頂きま
(4) KOI運営事務局
(氏名 所属)
事務局長: 中山 忠親 長岡技術科学大学
実施責任者: 渡利 高大 長岡技術科学大学
委員: 山口 隆司 長岡技術科学大学
委員: 松村 元博 JICAアフリカ部計画・TICAD推進課 課長
アドバイザー: 坂田 道志 有限責任監査法人トーマツ