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ケニアでの実証
発表会
キックオフイベント
実証試験の様子

JICA高専オープンイノベーションチャレンジについて

この高専オープンイノベーション(以下:OI)は、高専生にアフリカの社会課題に取り組む機会を提供し、世界の課題に対する高専生の理解と関心を深めるとともに、高専生の持つ柔軟な発想と高い技術力で革新的な解決策を模索することを目的としています。2019年度に高専OIを開始し、毎年度、アフリカの社会課題をテーマに高専生からの提案を募集しました。JICAとアフリカの現地連携先(現地企業、行政団体、教育機関)が設定したチャレンジ(課題)に対して、長岡高専が中心となって全国の高専生チームから課題解決案を募り、ピッチコンテストで選抜されたチームが試作品製作と現地実証実験を行うものです。これまで全国 13 の高専(注1)から延べ203 名の高専生が参加し、アフリカ 7 カ国(注2)の現地連携先と協働しました。例えば、アフリカの子どもの栄養・健康改善と洪水対策の2つのテーマを掲げた2022年度の高専OIでは、宇部高専チームがルワンダの現地企業と連携し、栄養改善アプリの追加機能開発を行ったほか、長岡高専チームがマダガスカルの洪水対策機構と連携し、湖や排水路に散乱するゴミ・水草を処理する地引網式ネットを開発しました。両チームは2023年1月に現地を訪問し、開発試作品の実証実験を行いました。

(注1)有明高専、宇部高専、沖縄高専、香川高専、鹿児島高専、木更津高専、呉高専、北九州高専、佐世保高専、徳山高専、長岡高専、八戸高専、都城高専
(注2)ガーナ、ケニア、ナイジェリア、タンザニア、マダガスカル、モザンビーク、ルワンダ

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